富士山が見えなかったぞ〜

ピリカラクラブ2008年の夏合宿
「富士山を見ながら高原を走ろう!!」
ということで、富士吉田火祭りロードレースです。

前日午前4時、天理の某所に集合。
自動車を1台にまとめて名阪国道からいざ、レッツゴー!

まずは御在所SAにて朝ご飯。(6時)
今回の目標の一つは富士吉田名物「吉田うどん」ですので(?)
とりあえず伊勢うどんにいたしました。

  なかなかうまいぞ         

天気予報は下り坂。
非常にいやな予感です。
出発したときは雨、降ってませんでしたが
東へ向かうにつれて雲が広がってきます。
浜名湖、由比で休憩をはさんで御殿場から富士吉田をめざします。

  東富士五湖道路へはいるとこんな感じ。なんも見えん。         

さて、富士吉田に入ってまずは「うどん」です。
桜井うどんさんに入りました。(10時30分)

事前取材で「のどごしでなく噛みごたえを味わう(?)」という不可解な情報をキャッチしてたのですが
やはり不可解なお味でした。
関西人には麺、ダシともにきびしい展開です。

  なんと申し上げてよいのか…。ワタシにはお口にあいませんでしたm(__)m         

吉田うどんの洗礼にあったあとは、
第2の目的富士急ハイランドへ。

小雨が降ったりやんだりの中
駐車場入り口からけったいなかっこうしたおねえちゃん(主として黒装束)たちがたむろしてはります。
「なんやろ?」と一同不思議に思いながらチケット売り場に向かいますが
その数はますます増長しています。
どうやら黒装束軍団のコンサートが野外広場であったようです。
ごっつう不思議な雰囲気でした。
ほんでもって、黒装束の(見方によってはかっこいい)連中も
ハイランドのアトラクションで遊んではります。
これまた異様でした。
ガゼットとかいうビジュアル系のグループのコンサートだったようです)

  なんかへんな雰囲気だったぞ         

さて、富士急ハイランド3大目的だった
「ええじゃないか」、「ドドンパ」、「フジヤマ」のうち、
「ええじゃないか」と「ドドンパ」は早々から雨のため運転中止だったので
「フジヤマ」にチャレンジしました。
待つこと1時間30分くらいだったか、やっと乗れました。

  スタートと最後に拍手がわき上がります。         

いやー、フジヤマ1回乗っただけでもフリーパス買っただけの元とれたと思いました。
そんくらいおもしろかったです。
最初、どこまで高くつれていかれるんやろうと思ってたら結局地上79mゆうふれこみでしてんな。
ほんまびびりましたわ。
そいでもってそこから急降下、そのあとぐるぐるまわされて
1回首だけ追いついてこんかってむち打ちみたいになってしまいましたわ。
約3分だったかしらん。
頭フラフラ声カラカラでした。

乗れなかった2つのアトラクションも含めて近い将来再挑戦しまっせ!!

  フジヤマおもしろかったど!         

自分たちが乗った直後から、雨のためフジヤマも2編成運行から1編成運行になりました。
天気が悪くなる一方なので、足早に動いてるアトラクションを回ります。
定番の観覧車乗りました。

  ほんまなら背後に富士山が見えるはずなのにぃ〜         

  ナガシマスカの金の招き猫         

  グレート・ザ・ブーン。これ、ハンパやないぬれ方しました         

  ビジュアルおねえちゃんもタオルかぶってはります         

お昼は、会場内で富士急タイランドいうタイ企画してたので
そこでトムヤムクン麺たべました。
はっきしいってこれもなかなか困難なお味でした。
富士吉田にて約半日、なかなかヒット作のお食事にはめぐまれず…。

  お昼はトムヤムクン麺(14時30分)         

  フジヤマミュージアムからドドンパごしのフジヤマ。よう見えん。         

  たしかに一部富士山みたいな形してます         

さて、雨もひどくなってきたので
本日の宿舎、河口湖畔へ移動。

こちらも当然ながら
富士山見えません。
旅館から河口湖の湖面にうつる逆さ富士がウリだったのですが、
こんな感じでした。

  なーんも見えん         

  ちなみに旅館の案内にある「部屋からの眺め」はこんな感じ         

それにしても本日の旅館の界隈って狭いエリアに
猿回し劇場やら美術館やらがいっぱいあって
雨さえ降ってなかったらけっこう楽しいところです。

やはり散歩してしまいます。

  綾小路きみまろのお店があったのだ         

  金の七福神もいたのだ。写真は布袋さん。         

  エテ山エテ吉くん         

今回の遠征は、お食事と相性が悪かったのですが
晩ご飯はおいしかったぞ。

富士山の溶岩を切ってつくった「溶岩焼き」なる
鉄板焼きならぬ溶岩焼きが晩ご飯のメインでした。
これは本日初の及第点。(18時)

  晩ご飯         

  溶岩の上で焼いて食べるのです         

さて、例によって普段の疲れと遠征疲れがどっと出て
夕食後は、北京オリンピックそっちのけで爆睡でした。
10時間は寝たわな。

翌朝、さすがに早めに目覚めましたが、
旅館の前、河口湖にでてみるとこんな感じ。

  やはりお祈りが足らなかった。         

なんか今回のツアーは食べたもの全部写真とってるので
だんだん意地になってきました。
朝ご飯も撮っときます。

  伝統的朝ご飯。昨夜はごはん3杯。今朝は2杯で勘弁してあげた(7時)         

前置きが長かったです。
ああ、やっとマラソン大会の話ができるぞ。

けっこう早めに会場の富士北麓公園へ到着。
雨、すごいです。

開会式前、歓迎演奏してくれますが
めちゃ気の毒です。

  寒そうです。ありがとう。         

開会式では、行列のできる法律相談の丸山弁護士がいてはりました。

  真ん中の白い帽子。         

この大会は、5000人規模で、このシーズンとしては
けっこう大きく、有名な大会です。

いつもは暑いなか、強烈なアップダウンを走るので
「血祭りロードレース」の異名をもっています。

スタート、ゴールは富士北麓公園陸上競技場で、
ここは立地もいいので
先日までは為末選手らの夏合宿場にもなっていたそうです。

  ハーフのスタート状況。         

自分は10kmにエントリーしていました。
あいにくの大雨の中、スタートしてロードコースにでて
いきなりびびりました。

上り坂だけだったら予測してたんですが
アスファルト道でなく「山道」に入りました。
で、「中の茶屋」なるところを目指します。

果てしなく細くタフなのぼりが続きます。
しかも、先にスタートしたハーフ集団のあとから走るので
土道がどろどろで、大雨のせいで水路みたいになっています。
ぬかるみに足とられる人もあり、どろの跳ね上げで
みなさん後ろ姿まで泥だらけです。
ロードレースならぬドーロレース状態でした。

全体のどのあたりに位置していたのかはわかりませんが
最後尾スタートからはじめて
後半のくだりではけっこう追い抜いてしまいました。

7kmから8kmあたりの広いアスファルト道のくだりは
めちゃ快適でした。(あとで足パンパンになりましたが)

  本日参加の隊員。辻隊員。辻井隊員。おのっちさん。隊長(スタート前状態)         

ゴール後は、サービスの吉田うどんをいただきました。
これは、昨日のよりはおいしく感じました。
かといって、もう一回食べてみたいような味ではありません。
ただ単に、お腹がへってたからそう感じただけで
やはりかったいカッタイうどんでした。

  天かすのおかげで少し味がましだったよ。(11時30分)         

  ガイコツジンの方の参加がけっこう多かったぞ。         

  会場へラストスパート。         

  ゴール前。         

走ったあとは、
近所の温泉を目論んでいたのですが
候補地がいずれも満員。

マラソン大会の人はみんな温泉はいるだろうし
ここは富士登山のメッカなので
山からおりてきた人も入るのでしょう。
すごい混雑ぶりでした。

あっちこっちさがしまわったあと
結局河口湖方面までもどって
けっこう大きな温泉寺というところにいきました。
しかし、ここも大混雑でした。
さらにお風呂入ってる間に辻隊員の傘が盗まれちゃったぞ。
せっかく雨の中楽しんでたのに、ちょっといやな思い出だ。

温泉でほっこりした後は
道の駅富士吉田へ移動。
何するかといえば、「吉田うどん」だー。

ほんまに吉田うどんが気に入ったのか気に入らなかったのかよくわからないですが
やはり、これまではずれを引いた可能性も否定できず、
3回も食べたらちゃんと判断できるだろう、との思いからでしたが
この道の駅のうどんもガイドブックにのってるくらいで
そこそこのお味でした。
結局、食べれば食べるほど「まし」になってきたってかんじでしょうか。
麺はどこも固くて同じでしたが。

  天かすと、さらに肉のダシがはいって味が豊かになってきた。(15時)         

  入り口で売ってた信玄ソフト。きなこ入りで黒蜜かかってこれはうまかった。         

うどんのあとは、隣接する富士山レーダードーム館へ。

  ここですな。見覚えあるでしょ。いまはここで余生を過ごしてはります。         

マラソンの参加賞に無料招待券がついてました。

ここは前から興味ありました。
富士山レーダーの歴史や、建設秘話が見られます。

映像フィルムも、なんだかプロジェクトX(エックス)ふうで
富士山のてっぺんの、あのまあるいドームがヘリで運ばれて
載っかったときには思わず感動して涙がこぼれたよ。
もちろん、頭のかたすみでは中島みゆきが例のテーマソングを歌ってました。
台風をはじめ、自然とたたかう技術者たちの悪戦苦闘と成功が描かれています。
ご縁のある方はぜひ訪れることをおすすめしますです。

館内では気象に関するクイズもやってて
ピリカラ隊一行は
全問正解で
気象観測員に認定されたよ。

  10問中全問正解!         

帰路は富士川SA、浜名湖SAでご飯食べて(ご飯たべてばっか)
帰ったよ。
どれもおいしかったです。
静岡方面のサクラエビゆうのは美味ですな。

  富士川SAの浜っこ丼。(18時30分)         

  浜名湖SAのやらまいか丼(スタミナ丼)。(20時)         

大雨に見舞われて、
悲しい思いも多かった富士吉田遠征でしたが、
富士山とええじゃないかとドドンパがおあずけだった分
またぜひ来たいという思いが強くなりました。

火祭りロードレースのコースも
雨のせいで道がどろどろのぐちゃぐちゃでしたが
天気がよければ木陰が多く、かつ起伏に富んだ
おもしろいコース設定だと思います。
そういうわけで、また日をあらためてこの地へは
遠征することといたしますです。

  おみやげたち。         

  旅の思い出。         




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