香川丸亀国際ハーフマラソン2013

去年の夏の調子いいときに申し込んでいた香川丸亀国際ハーフマラソンにいってきました。

ここ数週間心身ともにすこぶる調子が悪く
最悪の場合遠征中止まで視野に入れていたのですが
精神的な不調からそこそこ立ち直ったこと、
先週のうねクロでふくらはぎの痛みがでなかったことから
「うどん食べて元気でたらラッキー」という思いで行くことにしました。

移動日は朝6時半に橿原を出発
OCATを8時に出る高速バスで丸亀に向かいました。
マラソンの移動で高速バスに乗るとたいていは同じ目的の方々と一緒になります。
今回も満員で、ほとんどがマラソン目的と思われる人たちでした。

12時に丸亀駅に着くと、受付会場へ向かうシャトルバスが待ってました。
とりあえず乗ってみました。

  受付会場は丸亀競技場  

サクッと受付をすませ、会場内をプラプラしてると高橋尚子さんのジョギング教室の準備をしていました。

  なんかの取材を受けてはりました  

おなかが減っていたので長居せずに折り返しのバスにのって駅前へ。
丸亀は骨付き鳥ご当地グルメとして有名だとのことだったので
事前にしらべていた一鶴というお店へいきました。
このお店、鳥の焼いたの(かためのおやどりとやわらかめのひなどりの2種類ある)ととりめしだけといっていいようなメニューなのによくはやっています。
自分はひなどりととりめしをたべました。
とりにかぶりつくと熱い熱い肉汁がどばーと出てきて口の中やけどしました。
おいしかったですがちょっと辛すぎかもしれません。

  ひなどりととりめし  

でもそれがやみつきになる人はおるやろうなあと思いましたですよ。
ちょっと胃腸がへたりぎみだったのでおなかが重くなってしまったかもしれません。

ごはんのあとは宇多津へ移動して
もう一つの趣味として最近私の中で定着してきた万葉歌碑をさがしました。
宇多津町臨海公園巻1の5番の歌碑があると
事前リサーチしていってみたのですが
見つけられませんでした。

  臨海公園にあるゴールドタワー。まじでバブルの遺産  

  瀬戸大橋、かすんでよく見えませんでした  

やむを得ず、施設(うたづ海ホタル)の事務所で尋ねてみると
4年ほど前に施設をリニューアルしたときに役場のそばに万葉公園を作ってそこへ移設したとのこと。
「歩いてきましたんか。けっこう歩かなあきませんけどがんばってください」と塩飴をもらいましたので元気だしててくてくと歩いて行きました。
このあたりは塩田での塩作りがさかんだったようです。
歌も塩作りのことにふれた歌だったので、本当は塩田を再現してあるこのあたりに残しといたほうがよかったのかもしれません。

30分ほど歩いて目的地に到着。
万葉歌碑、今度は簡単に見つかりました。
香川県の万葉歌碑初ゲットです。

  網の浦万葉公園というところにありました  

  歌の解説。ちょっとわかりにくいです。  

万葉歌碑をさがして歩いている途中でおか泉うどんという有名なうどん屋さんの前を通ったので、帰りにここでうどんを食べました。
こんぴらうどんというのを食べましたが、
あげもちがおなかにもっちりときておいしかったです。

  こんぴらうどん  

くたびれちゃったのでこの日はさくっと寝てしまいました。

マラソン当日はゆったりめに出発。
宇多津の駅へ向かう途中で気になる石碑を見つけました。

  こんなこと考えてるまちはいいまちだな  

丸亀駅をおりたところでどっさり人があふれかえっていましたが
事務局側も心得たものでサクサクとシャトルバスがやってきて
どんどん運んでくれました。

  駅前風景  

早めに会場についたのでスタンドでまったりしてました。

  りっぱなスタンドです  

  小学生の1kmの部はトラック周回  

アップをしている赤羽さんを発見しました。

  トップアスリートはかっこいい@  

  トップアスリートはかっこいいA  

先に終わっていた小学生の部の表彰式で高橋尚子さんがプレゼンターをやってました。
これは子どもたちが金メダリストから表彰してもらえるってことでいいことですね。

  メーンスタンド前で表彰式  

スタート前のイベント広場で昨日食べた骨付き鳥を発見しました。
しかもしっかり肉汁がたらーっと流れ出ています。
見ただけでまた口の中のやけどがいたんできました。

  左からとり奉行骨付じゅうじゅう、京極くん、うちっ娘  

丸亀のゆるキャラは全部で3体のようですが、じゅうじゅうさんひとりで十分ですね。

荷物を預けて整列はスタートの約1時間前からでしたが
競技場内にブロックをもうけてちょっとずつ動かしていくやり方でした。
ちょっとめんどうでした。

  スタート前のランナー整列は申告タイム順にスタジアム内で集合します  

2時間そこそこの申告タイムゾーンにならんだのですが、号砲からスタート地点をこえるまでに約10分かかりました。
ハーフマラソンでこれだけかかるのはたいくつでした。
原因はスタート地点で高橋さんマイクでしゃべりながらハイタッチ責めにあってたからだと思うんだけど、
さすがに今回はタッチしにいく気にはなれませんでした。
ハイタッチ渋滞はなんだか池でエサにむらがるコイみたいであまりいい感じのしないものでした。
有名人とのハイタッチいうのはたまたまその場に居合わせたラッキーなひとができるからいいのであって
スタート地点でみんなとハイタッチするというのはどう考えても渋滞を引き起こす原因になってしまうのではないでしょうか。
…とはいえ結局5km地点で待ちかまえていた高橋さんにハイタッチしてもらえたのはやはりテンションあがってうれしかったです。はい。

さてコースですが、施設そのもののキャパは十分だったのですが、
道路のほうが片側1車線の部分の多い県道を使っていることもありイマイチキャパオーバーの感が否めませんでした。
高速コースと銘打っているからには記録ねらいの人も参加してくるでしょうからもうちょっと参加人数を絞らないとだめではないかと思います。

  暑いくらいの気候のなか奮闘中  

  折り返し点  

  だいぶへたっていますが歩きませんでした  

3ヶ月前にやったふくらはぎの肉離れの再発をおそれて
ここ1ヶ月はほとんど稽古をしていなかったので体力的な不安がありましたが、
ペースは徐々に落ちていったもののなんとか歩かずに走りとおすことができました。
これはちょっとうれしかったです。

  丸亀駅前あたりか  

  スタンドに入って最後の力走  

  ほぼイーブンペースでの完走  

記録は2時間15分。
スタートロスを思うとまずまずです。
ゴール後はボランティアの高校生がずいぶん親切にしてくれたのでうれしかったです。

人数つめこみすぎで、私のようにのんびりスタートをきって
まったり走っていたランナーでも給水では大混雑に巻き込まれてしまうくらい
給水ゾーンが短く、
道中はコース幅が狭いせいでだんごレースみたいになって窮屈だったレースでしたが
折り返し往復コースだったので
折り返し後のエリートランナーたちのカモシカのような走りや息遣いを間近にみられて
それなりに思い出に残る大会でした。

  ゴール後、達成感アリ  

大会後はサクッと荷物を受け取って着替えようとしましたが、
さすがにだいぶ足にきていて、ふくらはぎが攣りそうになったので
タイツ脱ぐのを断念して上からそのままGパンをはきました。

会場でおいしいうどんを売ってるのはいいですね。
さくさくっとうどんを食べてから帰路につきました。

  うどんは200円。おいしい。  

  まだまだゴールしてくるランナーたち  

丸亀からは特急しおかぜで松山へ。
めちゃめちゃ快適でした。

  指定席にせんでもよかったかもしれん  

  道後温泉行き  

  毎度おなじみ坊っちゃん列車  

  道後温泉本館  

    

晩ご飯は鯛めしと鯛のあらだきの鯛づくしにしました。

今回は足がピキピキいってたのと
ちょっとへたり気味だったので道後温泉本館へはいきませんでした。
ホテルの温泉だけで十分よかったです。

  ホテルにかざってあった坂の上の雲グッズ  

  からくり時計  

ゆっくり骨を休めて翌日は完全移動日。
鉄道を楽しみました。

  朝ごはんの一例。じゃこ天うまし。  

  朝イチの道後温泉。風情あり@。  

  朝イチの道後温泉。風情ありA。  

  松山駅前の子規の句碑。  

  そういえば坂の上の雲の最初が「春や昔」でした  

  特急しおかぜ号  

   岡山行き   

  切符  

  駅弁  

  岡山でのぞみに乗り換え  

  旅の思い出  




トップページへ