仙台国際ハーフマラソン(杜の都ハーフ)2015

連休明けに念願の仙台遠征をしてきました。

これで、わたくしのさすらいのマラソン旅も全国47都道府県中37県目です。
ついにカウントダウンだ〜!

東北地方には、これまで
2007年伊達ももの里マラソン(福島)
2009年日本海メロンマラソン(秋田)
2010年AOMORIマラソン(青森)
2011年酒田砂丘マラソン(山形)
と、おじゃましていますので
あとは岩手県だけになりました。

今回は、夏休み時期でない特に気候のよい時期なので
いつもより「旅」そのものに対する期待度が高いです。

今回は飛行機で行きますので、
いつもと違って近鉄南大阪線で阿部野橋から空港バスで
大阪空港から仙台入りしました。

わたくしの口もとでは、関西を出発する時点から
青葉城恋歌(さとう宗幸)がずっとリフレインしています。
この歌の情景、メロディ、大好きです。

時はめぐり〜、また夏が来て〜♪♪

  近鉄南大阪線急行〜!           

  飛行機は11時35分発           

  仙台空港着陸直前           

思ったよりカラッとしてさわやかです。仙台。
日本の初夏が、まだこんなにさわやかだったんだなあ、と感激しました。

関西では、ここ数年なくなってしまっていたと思っていた春と真夏の間の初夏のさわやかさがありました。
青葉城恋歌のリフレイン、ずっと続いています。
広瀬川流れる岸辺、思い出はかえらず〜♪

仙台空港アクセス線なる路線で30分程度で仙台駅に到着。

  仙台空港駅で乗ったのはJR車両           

JR仙台駅は、都合3日間出入りしましたが、
驚いたのは、みなさん列をなして整然とホームの乗り換えとか、コンコース内の移動をしていること。
こんな行儀のよい駅はうまれてはじめてです。
ふつう、駅の中ではあっち向いていく人とか、こっち向いてくる人とか
それこそスクランブル的な動きになるのが当たり前なのに、
これにはほんとうに驚いたというか不思議な気分になりました。

次に地下鉄線に乗り換えてマラソン受付会場の勾当台公園へと向かいました。

  仙台駅の地下鉄は深くてエスカレーターが長い長い           

受付会場へ行ってみると、伊達武将隊のステージイベントをやっていました。

  こういう出し物はわたくし大好き!           

  明日のマラソン大会では仙台城跡付近で応援してくれるのだそうです           

休憩時間に入ったので、受付。
ナンバーカードは事前送付でしたので、参加賞とパンフレットを受け取るだけでした。

受付のとなりで女子プロ野球、東北レイアの選手が布教活動をしていましたので、相手になってもらいました。
「女子プロ野球て、わかさスタジアムとかでやってるやつですのん?わたし関西からですから知ってますで。」
とか話しかけると、親切にオッサンの話に乗ってきてくれました。
たしか営業の分野では大変苦労していると噂で聞いていますので、これをご縁に機会があったらスタンドへも足を運んでみようと思いますです。

  お近づきのしるしに記念撮影           

背番号33は只埜榛奈選手(宮城県出身)
背番号41は古谷恵菜選手(埼玉県出身)

  宮城県代表むすび丸さんと!           

お昼ご飯がまだだったので何かおなかがふくれるものを、と思いましたが、
会場ではビールのアテ的なものが多くて、
お酒を飲まないわたくしには少々残念でした。

で、名前につられてカキ焼きそばなるものを買ってみました。
が、具として入っていたのはカキが2つだけ。

  これですわ           

焼きそばでキャベツが入ってないのってどうなんよ!と思いながら食べてみましたが
案外おいしかったです。
やっぱり、人間、先入観をとりのぞいてみるって大事です。

次の出し物は、仙台すずめ踊り
大阪の堺とご縁のある踊りだということで親近感わきました。

  すずめ踊り@           

  すずめ踊りA           

ぷらぷらしているうちに小雨が降ってきました。
ステージではいろいろと出し物をやっているのに残念なことです。

肌寒くなってきたのであったかいものをということで
次に食してみたのはかき汁
三陸産ののりを使っていると書いていました。

  これはみかけによらず、けっこううまかったです           

  さらに三色餅           

ずんだ(えだまめ)とくるみとあんこ。
これは無敵でしたわ。

宮城学院女子大学よさこい部の方がめちゃくちゃ元気に踊ってくれました。
チームの名前がPosso ballare
「Posso(ぽっそ) ballare(ばらぁれ)?」とはイタリア語で「踊ってもいいですか?」という意味だそうです。

  よさこい           

  かっぱのにいさんテンションあげあげ           

ご当地アイドルみちのく仙台ORI☆姫隊さんのステージが始まったころには本降りになってしまいました。

  たいへん残念な状況           

  雨足はさらにつよくなりました           

事前に雨の予報もなかったので、傘を持ち合わせておらず、風邪でもひいてしまったら値打ちがないので
残念ではありましたが受付会場から退散することにしました。

いったん仙台駅のそばのホテルにチェックインしてからふたたび仙台駅へ。

…というのは、東京単身赴任時代に苦楽をともにした仙台在住の牛タン太郎さんが歓迎会を開いてくれることになっており、
待ち合わせ場所が仙台駅のステンドグラス前17時30分だったのです。
ところが、その待ち合わせ場所のステンドグラス前へ行ってみて驚きました。

まさにその待ち合わせ場所で「杜の都コンサート」というイベントをやっており、
めちゃくちゃ人だかりができていたのです。

駅のコンコースをちょこっと仕切ってスペースを作り、
そこへ管弦楽団を呼んできて、
演奏会をやり、
それが駅の雑踏と一体化してしまう雰囲気と、
それを受け入れてしまう住民、そして出演者に
仙台の町の文化レベルの高さを思い、たいへん感動しました。
文化の香りの高いすごくいい町です。この町。

案内によると17時までということでしたが、
17時になってもぜんぜんおひらきになる雰囲気ではなく、
えんえんとアンコールがつづきました。

  アンコールにこたえる仙台フィルハーモニー管弦楽団のみなさん           

  このまち、大好き!           

結局、17時30分のすこし前に会場はかたづきました。

  やっと待ち合わせのステンドグラスのそばにいけるようになりました           

このステンドグラス、七夕飾り伊達政宗公がたいへん美しいですな。

「ステンドグラス前」というおおざっぱな待ち合わせ場所にもかかわらず
どちらからともなく13年ぶりの姿をみつけて、無事牛タン太郎さんと落ち合いました。

わたくしの事前の要望である「海の幸」というリクエストにこたえていただき、
牛タン太郎さんの後輩さんがオーナーをつとめている「旨い屋楓(かえで)」というお店におじゃましました。

でてくるものすべてがどれをとってもおいしく、
仙台のよい思い出のひとつになりました。

  旨い屋楓のうまいもの@           

  旨い屋楓のうまいものA           

  旨い屋楓のうまいものB           

  旨い屋楓のうまいものC           

  旨い屋楓のうまいものD           

  旨い屋楓のうまいものE           

  旨い屋楓のうまいものF           

  久しぶりの再会、楽しい!           

なつかしい時間はあっという間に過ぎてしまいます。
かつて苦楽を共にした旧友が、おたがいに、
いろんな苦難をこえて、いま、元気にしているということを確認し合うことはたいへんうれしく、
また、活力のわいてくることでもあり、貴重な時間でした。

お店をでたあと、酔い覚ましがてらふたりで仙台駅まで
ぷらぷら歩きましたが、これまたたいへんここちのよいお散歩タイムでした。

青葉祭りが近いということで、通りにはいろんな山鉾がでていました。

  JRグループの山鉾           

  通りはこんなかんじ           

<大会当日>
本日はフルマラソンではなくハーフマラソンということなので、
遠征マラソンとしては久しぶりにお気楽度が高いです。

ホテルからマラソン会場の仙台市陸上競技場は徒歩圏内だし、
朝は6時に起きて、7時30分ころにホテルを出発、のんびりいくことにしました。
仙台市陸上競技場は楽天のKoboスタジアム宮城と、隣りあわせの場所にあります。

ホテルを連泊にしたので、荷物はすべてホテルにおいたままで
走るかっこうで会場へ行き、ゴールしたらそのままホテルへもどってきて
シャワーをあびるという作戦です。

  気持ちもりあがってきました(8:03)           

  楽天koboスタジアム宮城(8:05)           

1万人規模の大会ですので、待機ゾーンとかこまかく指定されています。
わたくしの待機場所はCブロック
普通に持ちタイム申告してましたので、
わたくしの持ちタイムで、A〜FブロックまであるうちのCブロックになるということは
けっこうファンランの方が多い大会なのかなと思います。

ちなみに今回は、男子では川内優輝選手(埼玉県庁)、女子では前田彩里選手(ダイハツ)や小アまり選手(ノーリツ)、野口みずき選手(シスメックス、けがで欠場)など
パンフレットでは紹介されており、一流選手と一緒に杜の都をかけることのできるたいへん魅力的な大会です。

待機ゾーンにステージが設置されていて、
けっこう時間つぶしができました。

仙台のスポーツチームのチアリーディングのみなさんが盛り上がってます。

  東北ゴールデンエンジェルスのみなさん(8:22)           

  ベガルタチアリーダーズのみなさん(8:27)           

  89ersチアーズのみなさん(8:34)           

  3チーム合同!楽しいです!(8:39)           

  前日祭につづいての仙台すずめ踊り(8:56)           

  コボスタをバックにがんばるど〜(9:09)           

タイムスケジュール上、スタート整列は9時5分〜9時50分。
スタートは10時5分です。
大人数の大会ですから、後になって嫌な思いをしないためにも
はやめはやめに余裕を持って行動します。

仙台のみなさんの感心なところは、
仙台駅の整然とした乗り換え光景でもおもいましたが
みなさんマナーが異常によいところです。

わたくし、スタート整列がはじまってすぐから並び始めたのですが、
待機場所についたらみなさん「体育座り」でよいこになって待っています。
これは驚くべきことです。
最近参加したとくしまマラソンの参加者にも見せてあげたいところです。
ちょっと行儀がよすぎて「みなさんストレスがたまらないかしら」と心配になるくらいでした。

  Cブロック待機風景(9:21)           

スタートは10時5分。
スターターの仙台市長さん、アクシデントで号砲をフライングしてしまうというおもしろい出来事がありました。

  長野マラソンに続いて今回もQさまが特別ゲスト(10:07)           

仙台の町は道がかなり広いのでたいへん走りやすいです。
あと、秋の杜の都駅伝で使ってるコースとかぶってると思うので
それもなんかうれしいです。

  1km地点(10:13)           

  2km地点(10:18)           

  仙台駅付近(10:20)           

  3km地点(10:24)           

  欅の美しい通りにはいってきました(10:28)           

  4km地点(10:29)           

  折り返してきたトップ集団とすれ違います(10:32)           

  大橋に向かう下り(10:33)           

  5km地点は大橋の上(10:34)           

  おお、大橋から広瀬川(10:34)           

ちょっとリズムが違いますが、
またもや青葉城恋歌がリフレインしはじめました。

  おお、昨日みた伊達武将隊!(10:36)           

  青葉山のあたりはたいへん気持ちがよい(10:40)           

  定禅寺通りから折り返してきたランナーとすれ違い(10:44)           

  7km地点(10:45)           

  定禅寺通りにはいりました(10:46)           

  応援がさらににぎやかになってきました(10:46)           

  山形の花笠踊りのみなさん、背中向いててめちゃ残念!(10:47)           

  この20359のねえさんとはずっと抜きつ抜かれつやってるような気がする(10:47)           

  よいこのすずめ踊り(10:48)           

  7.7kmの折り返しは三越の前(10:49)           

  それにしても天気がよくって緑が映えます(10:49)           

  おとなのすずめ踊り(10:49)           

  ありがとうございます〜(10:49)           

  タイコ、タイコ!!(10:50)           

  すずめ踊りやっほー!(10:50)           

  これはめずらしい盛岡のさんさ踊りですが、ピントはずしてしまいました(10:50)           

  花笠踊り、復路はこっちむいてくれてました(10:51)           

  おー、久しぶりに応援の人と目があった〜(10:51)           

  対向してくる人とすれちがい。気がつくとえらい日差しが強くなってます。(10:52)           

  9km地点(10:56)           

  ペース配分がうまくいったのか、なかなかペースが落ちません(10:58)           

  10km地点(11:01)           

このあたりをすぎたところで、Qさまがコース上に突然現れました。
…と、いうか、ずっとハイタッチをしてくれてはりました。
あまりに突然すぎてカメラの用意はできませんでしたが、しっかりハイタッチはいたしました。
テンションさらにアップです。

  ハイタッチ!(11:04)           

  とにかく道が広くて気持ちいい(11:05)           

  めっちゃええ気持ち(11:05)           

  11km地点(11:07)           

  12km地点(11:12)           

  13km地点(11:17)           

そろそろ疲労感をおぼえ、
へたりそうになっていると
長野マラソンの再来のような勝ちどきがきこえてきました。
やはりQさまです。

しかし、フルマラソンのペースだった長野とはちがって
ここはハーフマラソンですから彼女もけっこう本気で走っているように思えます。
いえ、少なくともわたくしにとってはえらくはやいペースでした。

  Qさま登場(11:19)           

  2時間でゴールするペースだそうです(11:19)           

  ときどき「エイエイオー!」とやってくれます(11:20)           

しばらくは並走させていただきましたが、
いかんせん彼女のペースで最後までついていけるはずはなく
それでも2キロほど集団になってお話しながら走れたのはたいへんうれしい思い出になりました。
オリンピックの金メダル選手と2キロも一緒に並走できたなんて
よい冥途の土産になりましたわ。

  15km地点(11:28)           

コボスタへ戻ってきてから、15kmを過ぎていったんスタジアムをやりすごして
東へ向かって帰ってくるという距離あわせのための5kmほどの部分があったのですが、
ここにはアップダウンもあり、いちばんきついところでした。

でも、Qさまと並走したことで貯金ができていましたので
2時間切りができそうなことを励みに気張りました。

  16km地点(11:34)           

  17km地点(11:40)           

  18km地点(11:46)           

  ピンボケですが、雰囲気がよく伝わるので(11:46)           

  19km地点(11:52)           

  いちばんきつかったところ(11:58)           

  20km地点(11:59)           

  うおー、きついど!(11:59)           

のこりわずか。
再度コボスタへもどってきました。

  むすび丸さんの出迎え(12:01)           

  女子大生テンション高いです↑↑@(12:01)           

  女子大生テンション高いです↑↑A(12:01)           

  女子大生テンション高いです↑↑B(12:01)           

  すずめ軍団(12:01)           

  スタジアムがみえてきた(12:03)           

  残りわずか!(12:03)           

  なんとか2時間切れそうなところでゴールまで帰ってきました(12:04)           

  もうちょっと、もうちょっと@(12:04)           

  もうちょっと、もうちょっとA(12:04)           

  陸上競技場内の最後の周回(12:04)           

  ここで先にゴールしていたQさまを再度発見!(12:04)           

Qさまはオリンピックの金メダリストなのに
ほんとうにお高くとまったところがまったくなく、
非常に親しみやすい人柄で、
おはなしされることも思いやりにみちた発言がおおく、
教育者にふさわしいひとです。

スポーツコメンテーターだけにしておくのはもったいないと思います。
スポーツの振興、裾野の拡大といった切り口でもっと活躍してほしい人のひとりです。

並走してるときも気さくに声をかけてくれはりました。
Qさま、万歳!

Qさまのハイタッチのおかげで最後のひと踏ん張りがきき、
無事1時間59分57秒でゴールすることができました。
この、あと3秒のところでゴールできるようになったところが
最近のわたくしの粘りがましたところです。
(ネットタイムは1時間58分37秒)

  ゴールしたざんす〜!(12:04)           

  ゴール直後、充足感に満ちたみなさん(12:05)           

  完走ドリンク、おいしい(12:09)           

  完走記念(12:21)           

完走証を受け取ったあとは、計画どおりそのまま歩いてホテルへ。
サクッとシャワーを使って快適でした。

少しいっぷくしたあと、お目当ての仙台市内観光にくりだしました。

昨夜牛タン太郎さんから仕入れた情報をうまく活用して
まずは仙台駅にてるーぷる仙台の1日乗車券をゲット。

るーぷる仙台は、乗り降り自由のシティループバスです。

  こんな感じ           

  まずは瑞鳳殿をめざします           

瑞鳳殿は、仙台藩祖・伊達政宗公の墓所。
寛永13年(1636年)70歳の生涯を閉じた翌年、
政宗公の遺命により建立された豪華絢爛な霊屋建築です。
昭和6年、国宝に指定されましたが、昭和20年の戦災で惜しくも消失しています。
昭和54年に再建、平成13年に改修されて現在にいたっています。

関西にいるとあまり知る機会のない東北の力。
こんなにはなれたところで、こんな大きな文化が花開いていたことを知るのは新鮮な感動でした。
東北の大名様はすごい力を持っていたんだなあとあらためて感心いたしました。

  涅槃門           

  樹齢数百年の青森檜葉を用いた飾り彫刻が見事!           

  瑞鳳殿           

  東北の地にこんな文化があったのは本当に素晴らしい。まさに杜の都。           

  感仙殿           

感仙殿は、2代藩主伊達忠宗公の墓所。
同じく国宝に指定されていたが、戦災で焼失。
昭和60年に再建されています。

  善応殿           

善応殿は、3代藩主伊達綱宗公の墓所。
同じく昭和60年に再建されています。

  参道の杉木立も見事でした。古いものは樹齢380年にもなるそうです。           

次に向かったのはおなじみ伊達政宗公の騎馬像が立っている仙台城跡

なんもないところだと聞いてはいましたが、
やはりケンミンショーなどでもいつもでている仙台を代表するところ。
ぜひ来てみたかったのです。

  とりあえず伊達政宗公の後ろ姿をゲット           

  正面からは逆光でしたな           

それにしても天主台からの眺めは最高でした。
これを見るだけでもここへきた値打ちがありました。
仙台の町が一望できる、すっとするような空間でした。

  眺望の一例           

  土井晩翠の荒城の月の詩碑もありました           

次は三居沢水力発電所前のバス停で降りて
広瀬川遊歩道をしばらく歩いて仙台二高前まで歩いて広瀬川の風情を楽しみました。
もちろん青葉城恋歌全開です♪

この空間、とてもうらやましく感じました。
ジョギングを楽しんでいる人もいっぱいいました。

  広瀬川〜流れる岸辺〜、思い出は帰らず〜♪           

  時は〜めぐり〜、また夏が来て〜♪           

さて、最後は定禅寺通り市役所前のバス停でバスをおります。

  なかなか情緒のあるバスでした           

ここは午前のマラソンで折り返し地点だったところ。

前日仕入れたお土産情報にもとづき
三越でけっこう時間をかけて
売り子さんと対話を楽しみながらいろんなお土産を仕入れました。
いずれも職場や家族に大好評でございました。
特に白謙の笹かまぼこ、これはたまらんかったですわ。
萩の月のばら売り情報も、なんかオトク情報なので関西人のわたくしにはたいへんポイント高かったです。
牛タン太郎さん、サンクス!

  晩ご飯は味太助の牛タン           

味太助は牛タンのルーツだそうです。
やっぱ仙台の〆はこれですな。

いい気分で夜の町をあるいていると、
昨夜に引き続いて山鉾が情緒満点でした。

  この、ぜんぜんこわくなさそうな雰囲気がよろしいですな           

  伊達政宗公の台は仙台市役所の出品か?           

  なんだか楽しげです           

<大会翌日>
移動日である大会翌日は、松島にぜひいきたかったので、
早くから起きだして通勤ラッシュの仙台駅をうろうろしてから松島をめざしました。

  仙石線は一部区間をバス振り替え輸送しています           

仙石線(せんせきせん)は、仙台市青葉区のあおば通駅から仙台駅を経由して石巻市の石巻駅を結ぶ東日本旅客鉄道(JR東日本)の鉄道路線(幹線)。
2011年3月11日の東日本大震災による被害を受けて、高城町駅 - 陸前小野駅間が不通となっていましたが、
陸前大塚駅 - 陸前小野駅間の高台移転による新ルートの区間が完成したため、2015年5月30日から全線運行が再開される直前でした。

わたくしの目的駅は、松島海岸駅
8時に到着して、近辺をぷらぷらしてから
9時の船で松島湾をめぐり、
さらに伊達家の菩提寺として有名な瑞巌寺でまったり過ごすというもくろみです。

郊外にでると、いきなりまったりモードになります。
途中から気づいたのですが、
列車のドアは駅についたからといって当然のように開かないんですな。
寒冷地仕様なんだと思いますが、ドアのそばにボタンが付いていて
開けたいときには乗客がそのスイッチを操作するという殿中作法になっていました。

関西ではなじみのない作法なのでたいへん新鮮に感じました。

  これですな           

  松島海岸駅到着〜           

  とってもまったりモード。遠方は前日で閉館した松島水族館。           

  松島の旅に出発           

まずは観光桟橋へ。

  松島や、ああ松島や、松島や           

  日本三景碑           

  東北地方最古の桃山建築。瑞巌寺五大堂。           

  このまったり感がたまらんです           

  ぽつぽつ浮かんでる島が絶景           

  観光船のルート図           

  本日の一番便にて出発〜           

  たのしい           

  塩竈のまちの向こうに残雪がみえるぞなもし           

  ぽっかり浮かんだ島の間をぬうように進んでいきます           

  船内放送では島の名前をすべて紹介してくれるのだがもちろん覚えられない           

  それにしてもなんでこんなにたくさんちっこい島ができてるのか不思議           

  この島だけ名前おぼえた。仁王島!           

船からあがると、お向かいに瑞巌寺があります。

瑞巌寺は天長5(828)年慈覚大師円仁の創建と伝えられ、
奥州随一の禅寺。
伊達政宗公の菩提寺であり、江戸時代のはじめに伊達政宗公が現在の大伽藍を完成させたとされる。
現在は国宝本堂が修理中のため非公開となっていました。

  迫力ある参道           

  国宝庫裡           

  庫裡から修理中の本堂がちらっと見えました           

  本堂の飾り金具類@           

  本堂の飾り金具類A           

  本堂の飾り金具類B           

修理中につき見ることのできたものもたくさんあり、
こうしたきめこまやかな調度品をみるにつけ「東北の文化力」を思い知らされたような気分になり、たいへん感服いたしました。

  光雲観音@           

  光雲観音A           

光雲観音は庫裡の入ったところに安置されていました。
今回は、本来なら本堂に安置されている御本尊や大位牌などが仮本堂に移されており、
写真撮影も可だったのですが、なんだかキンキラしすぎていてその気になりませんでした。

  寶華殿@           

寶華殿は、伊達政宗公の正室陽徳院愛姫の墓所。
平成18年から3年をかけて復元されたもの。
瑞鳳殿と同じくみごとなつくりでした。
これも本堂の修理にあわせて特別公開されているものでした。

  寶華殿A           

  寶華殿B           

  本殿の鬼瓦。迫力あったわ〜           

  創建時のものだそうです           

午前中みっちり松島を堪能して仙台へもどり、
往路と同じ飛行機で帰りました。

  仙台空港アクセス線。こんどもJR車両だった。残念。           

  仙台空港アクセス線にもあったのね、このボタン!           

  電車内にて河北新報をチェック           

杜の都ハーフの参加者は約1万4千人。
運営のよくゆきとどいた楽しいイベントでした。

一方、河北新報の社説では
復興予算の削減について触れた記事がかかれていました。
東京オリンピックに予算が持っていかれるからといって震災復興から軸足を移してはいけない、みたいな論調だったと思います。
事実仙台から空港へ向かう沿線にもまだまだ仮設住宅は立ち並んでおり、
東北地方全体の立ち直りはまだまだ途上なのだな、と実感いたしました。

自分にできることは何なのか、今一度考えなおしてみたいと思います。

  この車両に乗りたかったねんけどなあ(仙台空港駅)           

  帰りの飛行機は13時20分発           

最後のおみやげにずんだ餅など買い込み、
最後のお食事をってことで牛タン味噌ラーメンなるものを食べてみました。

  これが今回の遠征で唯一のはずれごはん(涙)           

  名残惜しい仙台にもうじきサヨナラだ〜           

  大阪空港着陸前。大阪ドームをみるとほっとするようになってきた。           

空港バスを降りて、天王寺駅の雑踏のもみくちゃになった雰囲気をみてすこしほっと落ち着き、
居場所をみつけたような気分になりましたですわ(笑)

  旅の思い出〜           




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