長野マラソン2016

今年も一番のお気に入り大会、長野マラソンにいってきました。
今回で9回目のエントリーです。
今年の春は暖かくなったのが早かったので
信州地方のはもう終わってしまっているそうです。

<大会前日>
例によって7時30分に大和八木をでるアーバンライナーで名古屋まで約2時間。
名古屋からは特急しなの号で約3時間という、都合約5時間にわたる長旅です。

  名古屋行きアーバンライナー           

  途中の停車駅は津だけです           

サミットがらみの警備をやってまして、
三重県警の制服を着たお巡りさんが車内をうろうろ巡回していました。

名古屋駅ではしなの号に乗る前に、例によって「玉きし」を食べます。

  玉子入りのきしめんですな           

お弁当も恒例のみそかつえびふりゃあ弁当を買いましたが、
今回は「みそかつえびフライ弁当」と商品名をしゃべっても恥ずかしくないようになっていました(笑)

  しなの号入線           

  ほな、行ってきます〜           

  今回のしなの号は善光寺ご開帳だった去年と違って空いていました           

  エビフライが2本で、うち1本はみそ味。おトク感がありました。           

長野駅到着は13時少し前。
ナンバーカードの交換をさくっとすませてランニングクリニックの最前列に陣取りました。

  ナンバーカード交換           

最初にあるトークショーは13時30分から。
お話は浅井えり子さん川嶋伸次さん大島めぐみさんによるいつもどおりの内容ですが、
毎回、すこしずつ得るものがあります。

  浅井えり子さんによるコース解説           

  浅井えり子さんと大島めぐみさんにはFacebookでお友だちになってもらっています           

今回は、
「スタート前に肩甲骨股関節をしっかり回しておくこと」
手の甲おなか太ももの前をひやさないこと」
イライラしないこと」
「下り坂は小股でいくと結果的にダメージが少ない」
ということをメモりました。

トークショーのあとにある個別の相談会では例年どおり大島めぐみさんの班にはいって
「超マジな人たち」の相談を楽しくうかがいました。

  大島めぐみさん           

大島さんにツーショットをお願いしたら今年も快く応じてくれました。
「去年一緒に撮ってもらって完走できたので」というと
「覚えていますよ」って答えてくれました。
うれしいやんか。うそやったとしても。テンションあげあげですわ。

  これで明日も完走!のはず           

ランニングクリニックの後はさくっとホテルにチェックインして荷物を預け、善光寺にお参りするのが恒例になっています。

  長野駅の歓迎セレモニー           

  こういうのは楽しいですな           

善光寺門前の通りは、マラソンのコースにもなっており
マラソンムードでいっぱいでした。

  ようこそ、春の長野へ@           

  ようこそ、春の長野へA           

  大門交差点           

  バス停も歓迎モード           

  仁王門           

  山門           

  本堂           

  いつもながらまったりできるよい雰囲気です           

善光寺の桜は、やはりもう終わっていました。

  かろうじて残っていた桜           

  歴代回向柱           

山門そばに仏足石がありますので、こちらもお参りしました。

  仏足石           

  いちおう撫でておきました           

  去年も美しく咲いていた花桃           

  明日はこの交差点を左手から来て曲がっていくのです(大門交差点)           

今回最初のおそばは今村そばの鴨せいろ。
鴨つけ汁にいれるとあったかいおそばとして食べることができるし、
普通につめたいおそばとして食べることもできます。
大満足のおいしさです。

  絶品でした           

<大会当日>
前日はすこし早めに休み、朝は5時に起床しました。
ゆっくりと朝ごはんをたべて、ストレッチなどします。
天気予報どおりすごい風がふいていました。
突風に近いくらいきつい風です。

  長野駅           

  ようこそ。山の信州           

  北長野駅までは5分           

  北長野駅           

早めに会場入りし、ストレッチをします。
ここ数年は柔道場でまったりとストレッチをすることにしています。

荷物預けも早めにすませました。

  まだまだ過疎ってます           

恒例のスタート前の雄たけびは7時40分集合。
今回も3名集まりました。
なんだか懐かしさすら覚えるメンバーになってしまいました。

  完走目指して、エイ、エイ、オー!           

7時45分からスタート整列がはじまりますが、
それまでにコースそばにある神社でお札をもらうことも忘れてはいけません。
今年は「無事完走」バージョンをいただきました。

  無事完走できますように           

さて整列。
今回はいつもより少し前のような気がします。
ラーメン屋さんの看板がありませんもの(笑)

  今回は暴風警報発令中のためスタートアーチが取り払われていました           

どこがスタート地点だったのかよくわかりませんでしたが、
Qさまがみえましたので、このあたりが本来のスタート地点だと思われました。
           

  Qさまを発見           

  暴風のなか、いってらっしゃい、いってきます           

  公式テーマソングを歌うThe Canadian Club           

雨は朝がた小雨だったのがあがっていたのですが
とにかく風がすごかったです。

ふつうに帽子をかぶってると飛ばされそうなくらいの強さ。

そんな中でも応援者やスタッフはおってくれます。
ほんま申し訳ないくらい。
こっちは好きで走ってるからいいけど、
この人たちなんぼほどいい人やねん、と。

ところで、今回は(も)イーブンペースを心がけるってことで臨んだのですが
やはり毎度のことでスタートロスをとりもどそうとしてしまい
結局キロ6分くらいでいってしまいました。
5時間ねらいだったらキロ7分でええねんけど。

今回は3キロほど走ったくらいでしょうか、
例によって全員を見送ったあとからQさまが追いかけてきました。

今回は圧倒的なピッチで駆け抜けていかれましたので
ちゃんと写真がとれませんでしたが
なんとか後ろ姿だけはとらえることができました。
暴風のなかでもちゃんとやることだけはやってたわたくし(笑)

  突如真横に現れたQさま           

  とりあえず自分もちゃんとハイタッチはしてもらいましたが           

  今回はあっというまに置き去りにされてしまいました           

風が強くてちゃんとした姿勢を保てなかったせいもありますが
とにかくくたびれてしまい、
いつもだったらバンバン写真とりまくるのに今回はテンションあがりませんでした。
ですので写真の数、たいへん少ないです。

  善光寺前の大門交差点           

  善光寺前の中央通りを下る           

いつもスピードが出てしまうところなのでおさえながら行きます。

  直線をひたすら下る           

  セントラルスクエア前           

雲行きがだんだんあやしくなっているのが写真からわかりますが、
走ってる当人は必死でしたので全然気づきませんでした。
        

あと、風がとにかく強くて帽子を飛ばされたりもして
そのあとは帽子を押さえながら走ったりしてました。
         

  ハイタッチ、ハイタッチ           

  天気悪いのに応援がすごいです           

  やっとこさ10キロ関門           

13キロ過ぎくらいから最初の堤防を走りますが、
ほんまに悲惨な風がふいていました。

  みんな帽子を押さえながら走る           

  15kmからの最初の対向。前方エムウェーブ方向に暗雲あり?!           

  エムウェーブに到着。長野東高校吹奏楽部のみなさんありがとうございます。           

ここを過ぎたあたりからポツポツと雨が降りだし、
一気に大雨になりました。

そのうえ、対向コースでスイーパー車両を見つけてしまい、
一気にテンションだだ下がりになってしまいました。

ちなみに対向コースでは25キロ手前でもスイーパー車両が
「この車は関門に引っかかるペースで走ってますので追いつかれたらおしまいですよん!」
と放送しながらちんたら走ってるのを見つけてしまい、
心がポキポキ折れていく音がきこえましたですよ。

  コース図でいうと紫の矢印つけた2か所ですわ           

  20キロ手前。五輪大橋では帽子を手にもって必死に風に向かってました。           

  後ろの人なんか身体ごと飛ばされかかってる           

ところが不思議なことに、25キロのホワイトリンクをすぎると
雨がぱたっとやんでしまいました。
ほんまに山の天気というか、この辺の天気ってころころ変わりますねんな。

  25キロ。ホワイトリンク。           

  帽子逆さにかぶって風をしのいでいます。           

千曲川の堤防に出てくると雨は完全にあがっており、
菜の花と桃のコントラストがきれいにみえておりました。

  この景色にはいやされましたわ           

  気持ちはへたっているものの、足が攣ったりしてないので歩いていません           

  心も身体もずくずくやのにカメラマンさんって上手に写真とりますなあ           

30キロ関門も超えて、ふたたび堤防道路にでてくると
こんどは地面までかわいていました。
風がきつかったということですわ。
          

  地面カラカラ           

  けっこういいペースまでもどしましたが遅すぎました。           

  山の向うの日本アルプスがきれいでございました           

  こんどはかんかん照りで突風吹く中を走りました           

足、攣ったりしてなかったので
足は大丈夫だったのですが、
結局ペース配分がうまくいかなかったということで
恒例の「魔の岩野橋」35キロ関門で撤収ということになりました。

  悪天のため電光掲示板はそうそうに店じまいされていました           

正確には34.2キロ関門が閉鎖されたのは12時42分。
わたくしがここに到着したのは12時45分でした。
長野マラソンの魔物をまた見ました。

スタッフにお礼を言って収容バスに向かいながら
すでに来年の再チャレンジを心にちかうわたくしでした。

  左手が「魔の岩野橋」。この橋を渡るのがはてしなく遠い。           

ゴール会場までサクッと搬送された後は
そそくさと店じまいをして
速攻で宿泊地である戸倉上山田温泉へと移動しました。

戸倉駅ではめずらしい観光列車が停まっていました。

  「ろくもん」という名前の列車           

戸倉駅についた時点で身体がぜんぜんへたっておりませんでしたので、
まずは、これまた恒例となった萱(かや)にて三食そばを食べました。

  千曲そばという三種類のおつゆでたべるそば。くるみが案外おいしい。           

タクシーを使わず、宿舎まで歩いていくことにしましたが
タイミングよく御柱祭をやっているところに通りかかりました。

御柱祭って諏訪大社のんが有名ですが、けっこうあちこちでやってますねんな。
ま、ちょっとトクした気分ということでちょこちょこっと見てました。

  水上布奈山神社というところのお祭り           

  なんか踊ってる最中でした           

  みんなけっこう気合はいってました           

  もりあがってました           

  なんとなくイメージがわく御柱           

  ちょっと歩くとちがう町内でもやっていました           

そろそろくたびれてきたので宿に向かいました。
去年まで定宿にしていた名月荘が店じまいしてしまったので、
今回は古い旅館にしました。
大正橋という橋を渡ります。

  いつみても千曲川は雰囲気いいなあ           

晩ご飯はたいへん豪華なものでした。
建物やお風呂などは古かったですが、
オーナー夫妻が親切にしてくれましたので満足です。
仲居さんの対応はイマイチでしたけど(笑)

  満腹でした           

温泉もよかったです。
          

当日はゆっくり骨休めができました。
 

翌朝、トシのせいか早く目覚めてしまいましたので近辺を散歩しました。
 

  温泉を発見した人の記念碑みたいなもの           

  毎度おなじみの千曲川の歌碑           

  朝ごはんもおいしかったよ           

  篠ノ井駅で特急を待つ           

  しなの号到着〜           

  帰路の車窓からも日本アルプスがきれいに見えていました           

  旅の思い出。今回はとっても貧弱でした(笑)           




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