ラッキーなことに4回申し込んで2回目の当選です。
四万十川の60kmの部。
前回は2年前で、ゴールまであと2kmのところでタイムアップ。
再挑戦を期していたのですが、
当選がわかっても夏場の暑い時の稽古がなかなか進まず
大会が近づくとテンション上がってきたものの
結局「なんで稽古しなかったんだろう」と
後悔しながら遠征日を迎えました。
前回は行きも帰りもJRを使って、
思いっきり時間かかったもんだから
今回は行きが飛行機、帰りはのんびりJRという選択をしました。
10時20分の伊丹発だったので、橿原を7時30分頃に出発。
橿原からはさくらライナーで(7:40)
阿部野から空港バスで伊丹空港に到着。
ずいぶん早く到着しました(9:00)
今日はこの飛行機に乗るざますよ
高地龍馬空港到着〜(11:07)
空港からはJTBの送迎バスでJR窪川駅まで送ってもらいました。
送迎バス
窪川駅からは予土線宇和島行きに乗りました。
汽車は「かっぱうようよ号」という観光列車仕立てのもので、
列車の中にはカッパがいました(笑)
かっぱうようよ
かっぱうようよ号
十川駅には大会運営のバスが迎えに来てくれており、
速攻で受付をすませました。
受付後も、宿泊する施設ごとに大会運営バスがおくってくれるのでラクチンです。
前回は2人部屋だったのですが、今回は12人の大部屋にあたりました。
夕方の前夜祭まで、明日の準備をしながらしばしいっぷくです。
ゼッケン前面
ゼッケン後面(笑)
窓からの四万十川
前夜祭は、心づくしのもてなしをしてもらい
毎度のことですがほっこりしました。
抽選会も前回と同じネタだったのですが、それなりに楽しめました。
前夜祭会場
和太鼓で歓迎
おもてなしの一例@
おもてなしの一例A
鮎、おいしかったので3匹食べました
猪鍋
会場はこんな感じ
抽選会が始まるとマジになります
よさこい
みんなでよさこい
前夜祭お開きのあとは旅館で晩ご飯。
温泉もつるつる系のお気に入りの温泉です。
きっと次回もここに泊まると思います。
また鮎がでてきた。こちらもおいしかった。
何もすることのない十和温泉の夜は
川のせせらぎの音だけが聞こえる非常に贅沢な空間です。
知らん間に寝入ってしまいました。
気がかりだったのは翌日「雨90%」という天気予報でした。
大会当日、6時半ころに起きました。
まだ雨は降っていません。
朝ごはん
まだ雨降ってません
ゆっくりと支度をして、スタート会場まで送ってもらいました。
こいのぼり公園
10時のスタートに先立って開会式がありました。
ゲストは千葉真子さん。
いつもの元気な声でやってくれはりました。
元気やわ〜
一般参加の砂田貴裕さんが後ろにいてます
スタート前
千葉ちゃんがもりあげて「がんばるどー!」
10時スタート。
制限時間は19時30分までの9時間30分。
スタート直後(10:09)
100kmの部に合流するため橋を渡る(10:11)
雨はまだ降りだしていませんでしたが、
いつ降り出してもおかしくないような天候です。
いちおう自分はビニールポンチョを腰に巻いて
いつでも脱いだり着たりできるような準備はしていました。
川をながめる余裕あり(10:16)
本コースに入りました(10:16)
3km地点(10:20)
4km地点(10:27)
おお、100kmを12時間のペースランナー発見(10:29)
ちょっと雨が降りだしてきましたが、
身体もあったまってきたかげんでしびしび降っていますのでちょうどいい気持ちです。
5km地点で34分(10:34)
雨でカメラのレンズの調子悪いです(10:37)
6km地点(10:41)
7km地点(10:49)
川を眺める余裕を持って(10:53)
8km地点(10:56)
12時間ペースランナーとなかよく走ってます(11:02)
雨がだんだんひどくなってきました。
9km地点(11:03)
10km地点までの5kmは37分(11:11)
わりと順調です。
11km地点(11:18)
12km地点(11:25)
13km地点(11:33)
最初の沈下橋に到着(11:38)
けっこう長いこと12時間ペースランナーと走っていました。
決して「ついていこう」とか意識して走っていたわけではないので
なかなかよいペースだったのではないかと思います。
沈下橋上(11:38)
沈下橋通過中
えらいテンションあがってます
14km地点(11:41)
雨がきつくなってきたのでポンチョを羽織ることにしました。
このあたりからえげつなく長い上り坂が待っています。
過去の経験から無理せず、歩いていくことにしました。
ポンチョ着用(11:43)
みんな歩いてます(11:46)
15km地点までの5kmは40分(11:51)
16km地点(12:00)
やっと下りになると、今度は急ぎすぎないようにしないと
これまた急な下り坂です。
じっくりと小股で下っていきます。
100kmの部の人たちの関門(12:04)
17km地点(12:08)
18km地点(12:16)
19km地点(12:26)
雨は降ったりやんだり
20km地点までの5kmは43分(12:34)
なんかへばりはじめたような気がします
21km地点(12:44)
100kmの部の61.4km関門に到着(12:50)
ここはカヌー館といわれる大規模な休憩所です。
前回は、ここでアミノバイタルのゼリーを飲んで気分が悪くなった悪夢の場所です。
今回はふつうにゼリーを飲めました。
いろんな給食もいただきました。
今回はここの休憩所をサクッとパスしました。
22km地点(12:56)
雨が相変わらずきついです。
23km地点(13:08)
24km地点(13:19)
カヌー館をでてから、
走ってるのか歩いてるのかわからないようなペースです。
雨で体力も消耗してるし、
「気持ちが切れる」という状態に初めてなっていました。
足が攣りはじめたこともあり前向きな気持ちになれません。
こんなことは初めてでした。
リタイアしてもいいかなって気持ちにもなりましたが、
リタイアするにもタイミングが必要で
リタイアバスのあるところでギブアップ宣言しないといけないな、とか考えながら歩いていました。
25km地点までの5kmは56分(13:30)
26km地点(13:41)
27km地点(13:54)
雨で寒さがこたえるざんす
28km地点(14:05)
ふたつめの沈下橋(14:15)
沈下橋より
29km地点(14:16)
30km地点までの5kmも56分(14:26)
やっと半分です。
でも、なんだかやる気が復活してきたようにも思います。
もうちょいがんばってみます。
大きな橋を通過
カメラの前なので元気@
カメラの前なので元気A
100kmの部の方用の関門閉鎖まではあと1時間(14:37)
32km地点(14:48)
33km地点(14:58)
ふたたび川を眺める余裕がでてきました
34km地点(15:10)
雨でカメラのレンズが曇ってしまい、ちゃんと写らないです。
雨はずっと降り続いています
35km地点までの5kmも56分(15:20)
厳しいなりにも止まっていないので少しずつゴールに近づいているという実感があり
モチベーションがキープできてきました。
36km地点(15:32)
37km地点(15:42)
38km地点(15:51)
ちょっとずつ歩いている人を抜いていけるようになりました。
39km地点(16:01)
39.5km関門。おつりは36分。(16:06)
こんなに雨降ってるのにかぶり水やスポンジがけっこう繁盛しているという不思議
40km地点までの5kmは50分(16:10)
ちょっとだけだけど調子あがっています。
なんだか完走できそうな気がしてきた
41km地点(16:20)
42km地点(16:29)
44km地点(16:49)
1km10分ペースをずっとキープしています。
1時間で6kmです。
46km地点(17:06)
細い道に入るところ
雨は相変わらず
46.9km関門。おつりは32分。(17:15)
もしかしてペースあがっています。
いい感じになってきました。
47km地点(17:16)
歩いてる人が多いですがサクサク追い抜いていきました
雲行きはずっとあやしい
48km地点(17:26)
だんだん暗くなってきた
50km地点。40km〜50kmの10kmは1時間36分。けっこうがんばった。(17:46)
この時点で、あと10kmを1時間44分でいけたらよいということになりました。
ここ10kmのペースからするとなんとかいけそうです。
ただし油断禁物な状況でもあります。
一気に暗くなってきました(17:48)
給水所でペンライトを持たされました(17:55)
真っ暗な給水所(17:56)
51km地点(17:57)
進む行く手は、はっきりいって何が何だかわからない(18:01)
ときどきクルマのヘッドライトで照らされる前方方向(18:05)
52km地点(18:08)
最終関門の53.9km関門(18:30)
おつりは16分。
あと6kmをちょうど1時間ですが、
ガス欠で足が動かなくなっていました。
大ピンチです。
もう写真とるどころではなくなりました。
必死に腕を振って暗闇の中を進みます。
普通なら早歩きでいける距離なんですが
とにかく足が前に進まない。
「あきらめたらおしまい」と自分を励まし、
同じようなペースで進んでいる人と励まし合いながら前をめざします。
…が、あと1kmを切ったところでしょうか。
最後の上り坂を登っているところで万事休す。
競技終了を告げる花火があがりました。
それを待っていたかのように
ワゴン車がわたくしの前に割り込むように停止しました。
これです(19:30)
残念なことでしたが、完走メダルは次回までおあずけになりました。
一緒に収容車にひろわれた沖縄から参加の人に話をきくと
50km過ぎからの大雨で低体温庄になってしまい、
全然身体が動かなくなったとのことでした。
みんなそれぞれ自分と戦いながらやってるんですな。
ウルトラってしんどいけどおもろいですな。
現存する記録
結局荷物を受け取ったのは2年前と同じ時間(19:45)
きたないお話ですが、ホテルについて靴下を脱ぐとこんな感じになってました。
左足の爪全部と右足の親指の爪がやられてます
今回の中村プリンスホテルはシングルを用意してもらえました。
ぐだぐだにくたびれて速攻で寝入ってしまいました。
翌日はわりと早めに起き、
電車を乗り継いで帰宅しました。
また来たいですよ。四万十川。
帰りの切符〜
車窓より大歩危峡
岡山での乗り継ぎの時にドクターイエローを見ましたよん
1週間後の足(笑)
大事なことを書き忘れるところでした。
これまで10年ほど頑張ってくれたコンパクトデジカメが
今回の雨のおかげで水が中に入って使えなくなり、引退することになりましたです。
そのくらいきつい雨でした。
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