札幌小樽弾丸ツアー2017

2月25日(土)から26日(日)の2日間で「札幌・小樽弾丸ツアー」に行ってきました。
去年の4月に社会人になった息子が、各地を転々としながら研修を受けており、
今月は小樽のホテルで研修を受けているということだったので
「これは今、いくしかない!」ということでと2人で出かけることにしました。

初日は朝5時30分に橿原神宮前をでて、5時50分に大和八木を出る空港バスに乗り
8時関空出発のpeachに乗りました。
初peachです。

  関空第2ターミナルは早朝からめちゃ混み

  階段のぼって搭乗するのね

不安いっぱいで関空の第2ターミナルから出発しましたが、
peachは、乗っている時間が1時間程度なら辛抱できるような窮屈さでした。
新千歳空港までは約2時間かかりますのではっきりいって苦痛でした。

でも、JALやANAなら航空券だけにかかる費用で、現地での食事や観光、お土産代までまかなえてしまったのでコスパは最高でした。
人生辛抱が肝心と思えば我慢できるレベルのものかもしれません。

さて、新千歳空港到着。
JRで速攻で札幌へ向かいます。
事前に念入りに研究してきたは、まず駅のきのとやにてチーズタルトを確保。

  まだ、あんまり列ができてなかった

めちゃくちゃ日程を詰め込んであるので、
次に駅ビルの一角にあるラーメン共和国でとりあえず札幌ラーメン。

  ラーメン共和国

ちなみに北海道デビューなのでいつになくテンションあがっています。

  おいしい味噌ラーメンでした

  ラーメン共和国で満足〜

お昼ご飯のあとは、定期観光バス出発の14時まで近辺を散策しました。
この日のために用意していたかんじきを靴に装着します。
こちらは慣れない雪の上を歩くので緊張感満杯でしたが
道行く人々はふつうになんもつけてない靴でかつかつと歩いているので驚きました。

まず、息子がいっとき勤務していた会社の札幌支店を外から見学。

  北海道だけあって(?)さすがにでかいビル

  旅客業やのに土日休みって、余裕かましとるな(笑)

次に旧北海道庁へ向かいます。

  雪で歩きにくいです

なんども訪れたことのある場所でしたが、中へ入るのは初めてでした。
開拓使時代のことから
北方領土のことももちろんですが、
樺太(サハリン)の開拓や悲劇のことについても丁寧に説明があり、
思いのほか「行ってよかった」と思える内容でした。

  建物の内部

  えらいさんの机

  北辰旗(北極星)

  樺太といえば間宮林蔵

  北海道庁の印。めちゃくちゃでかい。

  この時はよい天気だったな〜

まだ時間があったので、時計台を見学するのを外で待っていました。
ここは料金を払ってまで見るところではないと過去約10回の札幌訪問で学んでいます(笑)
(そのことからすると、旧北海道庁は無料だし、北海道マラソンのコースでもあるし、絶対に旧北海道庁のほうがすばらしい!)

  なんか背景のビルとか重機が不粋なんだよなあ

  とはいえ、札幌まできたらはずせないんだわ

  寒かったけど雪印パーラーでアイスをゲット

定期観光バスは14時に出発。
おもだった施設を車窓から見学しながら大倉山をめざします。

ちょうど冬季アジア大会のジャンプ競技をやっており、
バスがとどまる時間帯は公式練習の時間帯であることを事前に調べていましたので
テンションだだ上がりで、今回の北海道遠征の目玉のひとつでした。

…が、悪天候のため公式練習はやっていませんでした(ToT)

  大倉山ジャンプ競技場

そのかわりに大倉山ミュージアムに無料で入れてもらえました。
ここは今をさかのぼること十数年前、お勤め先の親睦旅行で訪れ
当時の課長さんとスピードスケートとかジャンプとかの実戦体験で勝負をした記憶が生々しく残っている思い出の場所です。
今回はと楽しみました。

  虹と雪のバラード

小学生の時、一生懸命難しい歌詞を覚えたのを記憶しています。

  札幌オリンピックのハイライト

  ジャンプ体験

  奥さんジャンプ中

わたくし、妻に負けてしまいました(笑)
ジャンプがうまく飛べなかったのは体重のせいでしょうか?

  これはクロスカントリー

  今度はぶっちぎりで妻に勝ちましたよ(笑)左側がわたくしですな!

  次はスピードスケート

  「おぬしなかなかやるな」の評価でした

  ボブスレー

  これはやるでしょ!妻が前に陣取りました。

  おっとっと!身体でバランスとります。

  ふぅ、なんとかゴール

  アイスホッケーのゴールキーパー体験

わたくしは5本中、4本止めることができましたが
はっきしいって、このゴールキーパーやったことで膝、いわしました(笑)
むちゃくちゃ瞬発力いりましたですよ。
汗だくだくになって楽しみました。

  これは高梨沙羅ちゃんのウェア

  沙羅ちゃんがんばれ!!

  冬季オリンピックも楽しい!

  大倉山ジャンプ競技場の説明

  これはよく覚えています。長野五輪の時の船木選手のウェア。

  葛西選手と表彰台!

  1時間ほど目いっぱい楽しめました

大倉山のあとは羊ヶ丘に移動。
ここはなんにもないのがいいところで、
訪れるのは2回目になりますが
今回は雪だるまが楽しかったですわ。

  とりあえず定番の”Boys,be ambitious!”

  大好きな裕次郎

  裕次郎&裕士(笑)

  クラーク博士&裕次郎&雪だるま

  なぜかカマクラ。相当ネタに困っていると思われます(笑)

  休憩所で食べた白い恋人アイスがまったりしていてむちゃおいしかった

アジア大会閉会式の前日ということで皇太子さんがきているから
道が少し混んでいるということでしたが、
なんとか予定どおりに札幌駅に到着しました。

ここから小樽へ移動して本日のメインディッシュです。

  いしかりライナーというほぼ鈍行でいきました

  小樽駅に到着〜

  4番ホームの表示はヨット

  4番ホームにて裕次郎、お久〜!

とりあえず小樽なので裕次郎と記念撮影。

  わくわくしますわ

さて、小樽の町。
札幌は概ね晴れていて、雪が降っていたといってもたいしたことなかったのですが
小樽はえらいことになっていました。

今回泊まるホテルは息子が研修を受けている○―セントホテル小樽です。
駅から徒歩5分のはずでしたが、ひどく吹雪いており、
靴にワンタッチかんじき(ゴムチェーンを靴にひっかけるイメージのもの)をつけてふらふらしながら
とりあえずホテルにチェックインしました。

息子と待ち合わせてお寿司屋さんで晩ご飯。
息子に会うのは半年ぶりくらいだったので
寂しがり屋のわたくしはたいへん感動いたしました。

お寿司もさすが小樽、どれをとってもおいしかった。
寿司ネタはもちろんですが、
特にイカそうめん海苔の味噌汁がおいしかったです。

  とてもおいしい豆腐でした

  お寿司もとろけるような絶品

  これを妻に食べさせるために小樽まで来たイカそうめん

イカそうめんは、たまりにウニをとかしこんで、
それにイカそうめんをからめて食べるんですな。

数年前に北海道マラソン遠征にきたついでに小樽まで足を延ばして
辻井さんとこれを食べた時に、
「これは絶対に家族を食べに連れてこなくては」と思った逸品でした。

  ニシンのにぎり。北海道ならでは(だと思う)

  海苔の味噌汁もおいしかった

3時間くらいだったか、
久しぶりに息子との団らんを楽しみました。

  父はうれしい!

翌朝も仕事が早い息子にホテルまで送ってもらい
ホテルの前で記念の写真を撮ってもらって
わりとまったりと小樽の夜はふけていきました。

  雪が降るなか、息子に撮ってもらった

  ホテルの部屋から下を見下ろすと完全に雪国の道路でした

  キリンガラナ。北海道ならではのものらしい。

  これはホテルに置いてたサービスのミネラルウォーター。なんかうれしいな。

翌朝は、6時に起き、楽しみにしていた朝食です。
なぜ楽しみにしていたかというと
息子はここのホテルで朝食と昼食の給仕をするという研修を受けていたから
息子が働く姿を客として見ることができるからです。

  まずはホテルの部屋からの風景。晴れの予感。

  朝食会場の窓から小樽港

ラッキーなことに、息子がノンアルコールカクテルなどの飲み物を
こしらえているカウンターのそばの席に案内してもらえました。

息子もこちらに気づきました(笑)
客はわたしらだけではないし、忙しい時間帯なのでやりにくそうです(笑笑)
もテンション上がっています。
バイキングだったのですが、
めずらしくの方がわたくしよりたくさんの量をたべていました。
もほんとうにうれしそうでした。

  洋食のバイキング

  小樽漬けと乳製品。おみやげにも買いました。

  息子が「製作」を担当しているヨーグルトカクテル

客として息子にそのカクテルを注文したら、
息子が持ってきてくれましたが
説明がカミカミでした(笑笑笑)

  ま、飲むブルーベリーヨーグルトですわ

おいしかったです。
格別な味がしました。

  珍しくわたくしよりたくさん食べている妻

  カウンター内にてお仕事中の息子

  サマになっているようななっていないような…

  妻の向こうで給仕をしている息子。私はもはや食事をしてません(笑)

  息子に給仕して欲しくてアイスコーヒーを注文してしまった。妻はまだパンを食べてます(笑)

とっても楽しいお食事タイムでした。
内容の方も北海道ならではのおいしさでした。

食事の後は、ワンタッチかんじきを装着しての小樽散策です。
目的は、小樽の古い建築物を散策すること、
に北一硝子でアクセサリーを買うこと、
息子の会社のフェリー乗り場に行ってみること、
あとは小樽運河の散策です。

出だしは天候がよく、雪焼けしそうなくらいの好天でした。

  息子の勤めるホテルは特徴的な形をしています

  ホテルをでるといきなり雪が山盛り(笑)

  手宮線跡地も雪まめし

手宮線とは、明治13年(1880年)札幌−手宮間で開通した北海道最初の鉄道だそうです。

  日本銀行旧小樽支店

  バス停も雪が山盛り

  旧三井銀行小樽支店

  旧北海道拓殖銀行小樽支店。今はホテルになっています。

  このころは晴れていたので町歩きも楽しかったんざますよ

にはネックレスを、私自身には仕事用の虫めがねを買いました。

  けっこう重宝してます

  堺町交差点の蒸気時計

  15分おきに蒸気を吹き出すんざますよ

買い物をじっくり楽しんで、
奈良県民にとっては珍しい「雪捨て場」を通ってフェリーターミナルまで
てくてく歩いて行きました。

  雪捨て場@

  雪捨て場A

この光景は数年前に裕次郎記念館へきたときにも見ましたが、
迫力満点でした。
やっぱ北海道はすごいわ。

  やっとこさフェリーターミナル入り口まで歩いてきました

  やっとフェリーターミナルに着きました

…と思って中に入ってみたら、本日はお休みでした(涙)

  がーん!今日は船が見られないのか…

  ま、模型があったのでよしとしておこう

少し休憩して小樽運河へ向かうことにしたのですが、
ここらあたりからとんでもない吹雪になりました。

  歩道がどこにあるのかわからん!

ちょうど向かい風に向かって歩く形になり、何度もくじけそうになりました。

  往路でみたのとはうってかわって不気味な雪捨て場

北海道の冬の天気はこわいと思いましたですよ。
さっきまで青空だったのにねぇ。

  ルタオのお店の前の気温はマイナス3度

  ちょっとお店のなかでいっぷく。これがワンタッチかんじき(笑)

  小樽運河に到着

  こちらはマイナス4度

  八甲田山の雪中行軍のような気分でした

せっかくだから旧日本郵船小樽支店まで行こうということになり、
さらに雪中行軍は続いたのでございます(苦笑)

  妻も同じ状態。夫婦は意識を共有することが大事(笑)

  吹雪に逆らって歩き続ける妻

  やっと北運河の端っこまできました

  旧日本郵船小樽支店

ここは日露戦争後の樺太国境画定会議が開かれたところとして有名で、
国の重要文化財になっています。

なんとか運河の端っこまで歩きとおし、
「もうタクシー探そう」と大通りに出たら、
絶妙のタイミングでタクシーが通りかかってくれました。

なんとか吹雪からも脱出し、
小樽で強烈な吹雪の思い出をつくって帰途につくことにしました。

荷物を預けていたホテルまで戻り、
ホテルの売店でお土産を買いたおして息子が研修を受けているホテルの売上に協力しました(笑)

  小樽駅のいちばん目につくところに看板があがっています

  またもやホームで裕次郎と記念撮影

  4番ホームは裕次郎ホーム

  それにしても小樽はえらい雪でした

  おお、ラッセル車

  新千歳空港行きの列車入線〜

  函館本線から朝里海岸。日本海はやはり鉛色。

列車の中で、朝に小樽運河ターミナル(もと三菱銀行小樽支店)桑田屋で買った
「ぱんじゅう」を食べました。
お疲れの身体においしかった(笑)

  これが「ぱんじゅう」

  初日に札幌駅で買った「きのとや」のチーズタルトも食べました

新千歳空港は巨大なターミナルビルで、
主だったものはなんでも手に入るし、食べることもできます。
遅めの昼食にはジンギスカンスープカレーを妻とシェアしました。
B級グルメ大好きなわたくしとしては、
食べ残したのはあとは小樽のあんかけ焼きそばくらいです。

  ジンギスカン〜♪

  スープカレー〜♪

  よつ葉ホワイトコージのパフェ

女って食べ物とか甘いものに貪欲だ(笑)
うちのひとだけかもしれないが…

  帰りのpeachは17時15分発

  帰りは階段つかって登らないやつのだったのでよかったわ

  関空へ帰ってくるとやっぱり歩かされた(笑)

  帰りの空港バスで、まだ小樽の「かま栄」で買ったパンロールを食べる(笑)

かなりの強行軍でしたが、
とっても楽しく充実した札幌小樽遠征でした。

ちなみに2月26日の日曜に帰ってきたのですが、
2日後の28日の火曜には息子から「もう下関に移動した」と連絡がありました。
3月は新しく就航する船の内覧会の裏方をするそうです。
がんばってるなあ、わが息子

息子のがんばってる姿を見てちょっぴりたのもしく思った小樽遠征でもありました。




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