2月に大阪であった森高千里のライブをみて、
めちゃくちゃ元気がでたので
またいきたいなと思うようになりました。
ほどなく夏以降のツアー日程が発表になったので検討してみると
日程的には高崎での公演がいちばん都合がよかったのでエントリーしてみました。
これですわ(^^)
こんなかんじで誘ってはります(^^)
事前にわかった電子チケットではなんと6列目の席(^^)/
テンションあがりますわな!
それでは出発〜!!
今回は近鉄の株主優待切符を有効につかって
大和八木〜ひのとり〜名古屋〜のぞみ〜東京〜はくたか〜高崎というアクセスでまいります。
ひのとりを手配するのが遅れたので、デラックスシートが確保できませんでした。残念。
ひのとりに乗るならデラックスシートのほうがぜったいにおすすめ
北関東へいくにはこのルートかバスしかないものねー
ちなみに、以前は特急券はJR奈良駅のみどりの窓口で買っていたのですが、
転勤してからは桜井駅で買うようになりました。
桜井駅の駅員さんはみんなとってもていねいで親切です。
いつもありがとうございますm(__)m
ひのとりはほんとに気持ちいいです
名古屋から新幹線〜(^^)
はくたかもいいねー
いきなり高崎駅のだるまに到着〜
さっそく駅のそばのホテルに荷物をあずけて、まずは高崎市役所をめざします。
目的は展望ホール。
市役所の前で見慣れた銅像を見つけました。
北村西望の「将軍の孫」
たしか黒部ダムのマラソン大会にいったときに見つけたから2007年なので16年も前のことだわ。
将軍の孫
市役所にはいってみたら展望ホールの半分をつかって
コロナワクチンの予防接種をやっていました。
かろうじて最上階にはあがることができました(笑)
うむ、やはり高いところは気持ちがいい!
妙義山とかのぺーっと広がりがあってほっとする
最近、マイブームの御朱印収集のために近くの神社をまわりました。
高崎神社〜
令和5年7月8日
高崎神社をあとにして
次にいったのは群馬県護国神社。
群馬県護国神社
たいへんまったりした空間でした
御朱印もゲット
鳥居ビュー
高崎市役所から護国神社までけっこう歩いたので暑いなかけっこうへたりました(^^;
護国神社から駅前のホテルまでもなかなかピョコピョコ歩きの身にはこたえました。
でも、毎度のことながらワレンベルグ症候群(脳梗塞後遺症)のリハビリと思ってがんばって歩きます。
とにかく慣れていくことが大事なんだといいきかせてます。
ホテルでいっぷくするまもなく時間が近づいてきたので、ライブ会場の高崎芸術劇場へむかいました。
開場が15時45分、開演が16時30分と知らされています。
高崎芸術劇場のだるまー
だるまビュー
会場にて@
会場にてA
大阪で観たときはいっぱいだったけど今回はお花が少なかった
ファンクラブ限定のチケットも確保しました(^^)
会場入場中〜
うむ、やはり前の方の席はすんばらしい!
開演中イメージ@
開演中イメージA
開演中イメージB
たいへん充実した2時間30分でした。峠の釜めし&THE軽井沢ビール
ライブの終わったくらいから雨がふりつづいてこまりました。雨だねー
翌朝はなんとか雨もおさまっていい感じの気候になりました。
東横インの朝ごはんは、コロナがあってから客室へ運んで食べるかたちになったので利用してみました。
このシステムは「あり」だと思います
では、ホテルをチェックアウトして
高崎駅に荷物をあずけて本日の行程にいざ出発〜
上信電鉄高崎駅はJR高崎駅にひっついています。
上信電鉄高崎駅にはいってすぐのところ
逆光だったので写りが悪くて残念ですが、
地元がめちゃくちゃ力を入れている上野三碑(こうずけさんぴ)がいきなりお迎えしてくれました。
本日前半はわたくしのライフワークの万葉歌碑探しなんですが、
これをやっているともれなく三碑のうちの二つをみることができるはずです(^^)
ちなみに左から山上碑(やまのうえひ)、多胡碑(たごひ)、金井沢碑(かないざわひ)といいます。
飛鳥・奈良時代の「世界の記憶」として国の特別史跡に指定されているそうなんですが
わたくしにはこれらの貴重さがいまいち理解できていません(^^;
なんかデジタルのようでアナログなかんじがいいな〜
高崎少年少女発明クラブによる路線図、すばらしい!
富岡しるくさん
やはりPiTaPaなどつかえるはずもなく現金にて購入。切符にはさみ入れてもろたよ(^^)
山名駅はたいへん「それらしい駅」で、たいへん好感持てました。
山名駅前の看板
細い黄色線のとおりに山の尾根を歩くことになるのだなと覚悟したわたくしでした(^^)
石碑の路
では石碑の路からいざ出発!
山名八幡宮
風鈴が涼しげやな!風吹いてなかったけど(^^)
なにげに中曽根さんの名前とかあるのね。すごいとおもった。
御朱印をいただきました
東海自然歩道をのぼっていくイメージ
うまいぐあいにポツポツと万葉歌碑が点在しているので
退屈しないで歩いて行くことができました。
最初のうちは舗装路を通ることも多く
たいへん快適でした。
ところどころ「マムシに注意」の立て看板があったので
突然ばったりとヘビに出くわさないよう
いろいろと音をだすような歩き方をしたり
歌を歌いながらすすんだりでけっこうひとりでもりあがってました(笑)
全行程を通して観光ボランティアのかた以外とは会わなかったので
決しておかしい人にはみられなかったと思います(^^)
やがて山上碑に到着しました。
山上碑は完全な覆い屋に囲われていて
たいへんな重装備でまもられていました。
近くに観光ボランティアのかたがおられて
丁寧に時間をかけて説明してくれました。
自分が奈良から来たのだというと
たいへんよろこんでくれて話がさらにはずみました。
なにしろ「奈良時代」の奈良からきたましたので(笑)
あと、御朱印ブームの影響か
それっぽいものを作っておられたので記念にいただきました。
山上碑(やまのうえひ)
山上碑は、完全な形で残る日本最古の石碑として知られ、
天武天皇の時代(681年)に造立されました。
…と、あります。
今日の今まで知りませんでしたわ。
ここにこんなものがあるということを(^^;
現地の説明板
記念品
石碑のとなりに「山上古墳」があり、中に入らせてもらいました
写真も撮ってもらったよーん!
このあと、重い足をひきずって東海自然歩道をぽつぽつと歩き、
20基ほどある万葉歌碑をゲットしながらすすんでいきました。
ゲットした万葉歌碑は万葉歌碑コーナーで紹介していきたいと思います。
万葉歌碑の一例@
暑くてきついコースでした
万葉歌碑の一例A
ところによってはクモの巣がかかったままのところも多数あり、
あんまり人のとおりがないところで
すくなくともこんな真夏には観光客というかハイカーみたいなひとも来ないんだなーと実感しながら
万葉歌碑探しを続けました(^^;
ときどき見つけてほっとする道しるべ
途中で投げ出して帰りたい気持ちになったこともありましたが、
帰るといってもそれなりに険しい道を戻らないといけないわけで
だったらサクサク歌碑をみつけて進んでいこうという気になったり、ならなかったりを何度もくりかえしながら
「なんでわたしは奈良から群馬の険しい山道の中にきて、道をいったりきたりしているんざんしょ?」
と念仏のようにぶつぶついいながら進んでおりました。
こんな道はまだまだ歩きやすいほうで、たいへんな道もいっぱいありました
起伏もけっこうあります
これは古い道しるべ
なんとか終点の金井沢碑(かないざわひ)にたどりついた(^^)
金井沢碑も覆い屋のなかです
金井沢碑も昭和29年に特別史跡に指定されています
覆い屋まではこんな感じで階段でした
あじさいがきれいに咲いていたのが印象に残っています。
暑さと歩いたのとでけっこうまいってしまいましたが、
上信電鉄の最寄り駅である根小屋駅までなんとか歩ききりました。
駅の自販機で買ったコカコーラが身体に染みわたるほどおいしかったです。
根小屋駅はこんなかんじ
ホームの雰囲気もいいね!
次にどこに行くかといえば、この流れでは富岡製糸場しかありません(^^)
このまま上州富岡駅まで7駅ほどやし!
世界遺産やし(^^)
ほとんどの駅が無人駅なので整理券をとって乗車します
上州富岡駅はそこそこ大きな駅で駅員も配置されています。
上州富岡駅から富岡製糸場までは歩いて15分くらい。
うーん、この施設だけの町かなー、と思われる雰囲気でした。
東置繭所(ひがしおきまゆしょ)の入り口
総合案内所でガイドツアーに申し込んで
ぞろぞろと歩きながらあちこち案内してもらいました。
ここは説明してもらいながら施設をまわらないと
なにがなんだかわからないと思いました。
ではイヤホンをつけて出発〜
東繭置所
国宝なんです!
女工館(じょこうかん)
重要文化財
ちなみにわたくしが知っている大竹しのぶなどが演じた女工さんたちは
ココとは違う「寄宿舎」というところに住んでいたそうです。
あと、小さいときに聞かされた女工哀史は誇張があって
特に官営の富岡製糸場で働いていた女工さんは当時ではけっこう恵まれた労働条件だった、
みたいなことをボランティアの方がおっしゃっていました。
事実は誰にもわからないし、
すこし勉強してみる必要があると思いました。
このトシになって勉強できることがあるということはありがたいことです。
操糸所 ( そうしじょ )
こちらも国宝
こちらが当施設の心臓かと!
内部に柱がないのがすごいな!
やっぱり機械は保護シートかけられてるわな(^^)
糸をとってるところの実演
こうした技術が西洋で先発した産業革命にとってかわって
日本の近代化の柱になり、
やがては廃れていって重工業で日本が世界に肩を並べていったのかと思うと
感動してしまいました。
皇居で皇族の方がいまだに蚕を育てていることの意味がよくわかったし、
この施設が世界遺産として日本国が大事にすることの値打ちもわかりました。
さて、わたくしが住んでいる古代飛鳥地方の遺跡たちは
いまだに世界遺産になれないで悪戦苦闘していますが
どうした価値をどのような見せ方で「遺産」として残していくか、
真価がとわれているとこなんでしょう。
がんばれ!飛鳥・藤原京!
片倉診療所、とあります
建物の前の樹木(松)には、
高松宮殿下(大日本蚕糸会総裁)御植樹の表示も。
フランス人だけでなく日本人にも医療が施されていた、とありますが…
お、この立派な建物は!
首長館
重要文化財!
来場記念(^^)
世界遺産登録記念銘
富岡製糸場だけでなく絹産業遺産群とセットで指定されてるんですな。なるほど!
場内案内図がありました
近代日本国が発展していく過程について
考えるよい機会になりました。
お富ちゃん(^^)/~
おかいこさま
西置繭所(にしおきまゆしょ)
人は絶対に乗るな
こちらも東置繭所と同じく国宝に指定されていますが
東置繭所にくらべてずいぶん施設として整備されています。
建物の中も展示施設としてよくできていました。
写真をとってないところからすると
中身は撮影禁止だったのだと思います。
たしかに個人の展示なんかもあったように思います。
これは東置繭所の扉の内部
こちらの「人は絶対に乗るな」のほうが圧を感じますな(^^;
時間も時間になってきたので
富岡製糸場から高崎にもどることにしました。
上州富岡駅でも高崎駅と同じく鋏をいれてもらいます
このへんの地元紙は上毛新聞なのね
到着した列車はラッキーなことに「ぐんまちゃん列車」(^^)/
ドアが開くまでに大急ぎで撮りました
空いてたので写真撮りまくりました(^^;
テンションマックス!
終点高崎駅にて
高崎駅に着いたのがうまい具合に17時でした。
この調子でいくとなんとかK仲氏おすすめのボンジョルノのスズラン高崎店に
18時のラストオーダーまでにすべり込めます(^^)
こちらはケンミンショーでも取り上げられていて
おいしいパスタで有名なところです。
本店とか、ほかにも店舗があるなかで
徒歩で電車移動のわたくしが唯一いけると思ったお店でした。
重い荷物を背負ってえっちらおっちら歩いて
やっとの思いでスズラン百貨店の4階にたどりつきました。
…が、
あれ?ARE?ARE?
なんと残念なことに
コロナの影響ということで営業時間を短縮しており
17時でラストオーダーが終わったところだったのでした(ToT)
写真撮るのを忘れるくらいそれはそれはショックなお店入り口だったのです。
まだお店を閉める前だったので、店の照明は落とされてなくて
それがさらに悲惨さとお疲れを増幅していったのでした…。
この時17時20分(T_T)
「しかたないかー」と思いなおし、
ほかのものを食べようということでお店をさがしにあたりをあるいてみましたが
なぜかこの近辺には食事できるところが開いていませんでした。
「?」と思いながらGoogle先生にきいてみたりしてみましたが、
日曜の夕方開いてる飲食できるところはなく
「いまさらコンビニもなー」とか思ってさがしてみると
コンビニもありませんでした。
山歩きで足がまいっていたこともあるのでしょう、くたくたのへとへとでした。
まさか群馬県一の人口37万都市高崎市の市役所にごく近いところで
日曜の夕方に夕食難民になるとは思いもしませんでした。
まっすぐ駅の方へもどれば20分もかからないでいけるのに
なにを血迷ったのか山道で迷ったかのように
今から思うと同じところをぐるぐると重い荷物を背負って徘徊していたのでした。
結局、なんだか飲み屋さんがいっぱい集まっているところのそばで中華のお店にたどりつきました。
と、いっても食堂みたいなところではなく
外国人メニューの充実していそうな雰囲気のお店でした。
おそるおそるお店に入ってみると
やはりお店の人が中国語でお話ししています。
飲食店に入っておきながらいうのもなんですが
「食事できますか?」とたずねてからお店に入りました(^^;
とりあえず無難なところで冷やし中華を注文してみました。
ちなみにほかにお客さんは入っていませんでした。
で、しばらくしてでてきたのがこれ。
冷やし中華
うーんまかったですねー(^^)
緊張の糸が、カイコの糸とはちがってプツーンときれたわたくしは
つづけてビールと餃子を追加して
ほどよく酔っ払ったのでした(^^)v
餃子もうんっまかった!
ほろ酔い気分でぷらぷら歩いて次の目的地の浅草湯にいきました。
こちらは昔ながらの銭湯で、
義理と人情のあるたいへん快適な銭湯でした(^^)
最初、入ってみたときは、けっこうというか
かなり雑然とした脱衣場があって、荷物をいれるロッカーみたいなものがありません(^^;
おふろにいくといきなり紋々のにいさんがいたり
かとおもうと小学生が湯船であばれていたりします(^^;
こちらはめがねをはずしているものだから
どきどきしながら番台で買ったシャンプーと石けんで
きょう一日の万葉歌碑探検と富岡製糸場ツアーでたまりにたまった汗と垢を洗い流しました。
湯船でお湯の熱さをじっと辛抱していると(下半身以外はお湯の熱さを感じます)
さっきの小学生がお水をたしにきてくれました。
けっこう人のことをよく見ている小学生だ、と感心していると
もんもんにいさんともいつの間にかどちらからともなくうちとけてきて
「ぼく、にいちゃんみたいになったらあかんぞ!」と、もんもんにいさんが説諭したりとか(笑)
意味不明な会話もしたりして、なごやかかつ楽しい時間空間になりました(^^)
番台のおばちゃんとも仲よくなってしまい
お風呂から上がったときには、わたくしが奈良から東海自然歩道の万葉歌碑さがしにきたこととか
いろんなことをしゃべくりまくってしまい、
小学生のぼくのおかあちゃんとも空間ごしに女湯とはなしがもりあがったり
なぜか脱衣場でだべっているあいだにスマホの充電をさせてもらったり
長居してしまいました。
まあ、本日のイベントは終了しており、
あとは高崎駅から夜行バスに乗って大阪まで寝てるだけになってたので
時間つぶしにもなってよろしかったです(^^;
楽しかったので、こちらの先頭のホームページからお昼の明るいうちに撮ったと思われる写真を拝借させていただきます。
外観
脱衣場
湯船
洗い場
なぜか男湯と女湯の間にいる熱帯魚(^^)
次回、高崎付近でお風呂に入る機会があったらまたくることはまちがいありません(^^)
結局スマホをフル充電させてもらうほど長い間たわいもない世間話や
小学生のぼくへの説諭を楽しんだあと
銭湯をあとにしてバスがでる高崎駅へと歩きました。
ぽつぽつと駅に向かってあるいていると
謎の自動販売機に遭遇しました。
なんじゃこれは!
松田優作のジーパン刑事もびっくりするような缶詰です。
バッタ、コオロギ、さらにはミックス!
ミックスナッツちゃうっちゅうねん(^^)
やはり日本はせまいようでひろいわ(^^)
そんなこんなで、高崎駅に着き
無事深夜便のバスに乗り、
今回の旅はたいへん体力を消耗したこともあり
OCATまで楽勝でここちよい眠りのなかで運んでもらったのでした(^^)
高崎駅のだるま。ペアバージョン(^^)
後方でぼーっと光ってるのは気温表示かしら?28度ってでてますな(^^)
暑い今年の夏の象徴のような日でした。
旅の思い出(^^)
トップページへ |