ひさしぶりに釣り、久しぶりに水軒

今年はなかなか釣りに行く機会がなくって
敬老の日と秋分の日をかませての5連休に大いに期待していたのですが
初っぱなの墓参りでぎっくり腰をやってしまい、
悲惨な連休を過ごしていました。

まさに寝たきりの連休になっていたのですが
サビキ太郎師匠が病人のアタシの相手をしてくれることになりましたので
腰にコルセットを巻いておそるおそるながら
マリーナシティ釣り公園を目指すことにしました。

朝4時30分に師匠をピックアップしてフィッシングクリモトでえさを仕入れて
釣り公園に到着したのが6時10分ごろ。
開園が6時なのでさっくり釣り場にはいれるかと思っていたのですがやはりおしり蒙古斑でした。

今日は連休の中日だったのでした。
入場券売り場の列がえんえんと続いていて
開園してもまだそれまでに並んでいた列の人が入りきってなかったのです。

つまり大混雑。

師匠に釣り場をみてもらったら
もう竿をふるスペースがないくらいぎっしり客がはいっていたのです。
そろそろ入場制限がかかるというところでした。

大きめのアジやらイワシがあがっているという情報は仕入れていたのですが
きゅうくつな釣り場でお祭りしながらではストレス解消にはなりません。

結局並ぶのをあきらめて別のところをさがすことにしました。
あー、1000円の駐車場代ほかしてしまいましたがな〜。

釣り公園駐車場をでて、とりあえず大波止をのぞいて見ることにしました。

大波止の駐車場は空いてました。
釣り場は見てなかったのですが、
師匠に見に行ってもらっている間に後ろから押されましたので
大波止の駐車場にクルマをおいたとたんに師匠から「アウト」のサイン。
2年前の教訓を忘れてました。
マリーナシティは連休になると花火をあげるので
大波止は入場禁止になるのでした。
しかも改修工事もしていて釣りにはなりません。
ここでまたもや駐車料金をほかすはめになりました。

半泣きで向かった先は、和歌山での釣りの原点、こころのふるさと水軒です。

地の一文字まで歩くのは腰がえらかったので
ユタカ工業の前のところにしました。

7時ですが、ぼちぼち人がはいっています。
地の一文字もそこそこ人がはいっています。

ゆったり竿をふれそうだし
ま、久しぶりに潮のにおいも感じることができてしあわせな思いで糸を垂れはじめました。

  準備をはじめる師匠。向こうは地の一文字。

  なつかしの水軒内向き。

  さて何がいてるのかしらん?

しばらくはしあわせな気分でエサをまいていたのですが
いかんせんカゴ釣り仕掛けのエサがとられません。

タナをいくら変えてもうんともすんともいいません。

ご近所を探検してみると
ダンゴ釣りの人おチヌ様を上げているし、
夜明け前の早朝からタチウオねらってた人はしっかりタチウオをクーラーの中に入れてはりましたが
われらのめざすおアジ様、おイワシ様ご一行はどなたもあげてはりませんでした。

そのうち、水軒名物のボラジャンプがばんばんはじまりましたが
そのぶんおアジ様ご一行には見放されたような雰囲気になってきました。

結局唯一ハリにかかってくれたのは師匠の天敵のこの人でした。

  ハオコゼでおま。刺しまっせ。痛いでっせ。1週間は腫れてもらいます。

なんか二人ともサクサクした精神状態だったので
がつがつ粘ることもなく11時にはあきらめムード満点になってしまい、
そそくさと退却を決めてしまいましたとさ。

帰宅してから思いましたが
大漁だったとしたら、サカナをさばけない腰の状態だったし
結果的にはこうなる運命だったのかもしれません。

近々リベンジの思いが強いですが
次が正念場かもしれません。
ちょっと釣りに対して淡泊になってきたような気がします。




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